これからプログラミングを学ぶ方や、新たな言語を学びたい方におすすめの開発言語は、Javaと答える方が圧倒的に多いでしょう。理由は、案件の多さや需要が高止まりしていることにあります。

Javaが人気な理由として、開発環境を選ばず、実際にプログラムを実行する環境が異なっても動作が可能な点が挙げられます。そのため、パソコンやスマートフォン、家電製品といった様々な製品でJavaは使われています。

また、オブジェクト指向型と呼ばれる言語で開発効率が良く、複数人で同時並行的に仕事が行えるため大規模開発に向いていることも、世界的に需要が高い要因です。

さらに、汎用性が高く、技術的にも安定していることも、人気の理由として挙げられます。

日本でのJavaの求人割合は、2019年の調査によると、全体の3割以上を占めています。特に世界有数のシェアを誇るスマートフォンアプリの開発言語としてJavaが採用されており、そのことも求人数を押し上げています。

Javaは、以前から様々な開発現場で使用されてきた言語です。セキュリティの高さも手伝い、金融機関など大規模な開発現場でも広く使われてきたため、Javaを使用してすでに稼働しているプログラムをメンテナンスしたり、拡張したりする案件が増えています。

加えて、Javaのニーズの高さから、学習用の教本も多数出版されており、学びに役立つ情報もネット上に溢れています。エンジニア不足も手伝って、未経験者や経験が浅い人向けのJavaエンジニア求人も多くなっています。